環境を変えたり整えたりするうえで、
もう一つ重要なのが、「人間関係を変える」ことです。
学生時代までの人間関係は、〝与えられた人間関係〟です。
「小学校で登下校の方向が一緒だった」、「中学・高校のクラブ活動が同じだった」、「大学時代、サークル・ゼミの仲間だった」といったように与えられた環境下で育まれたものがほとんどです。
余談ですが、私が通っていた女子高はとてもクラシカルな学校で、席の順番が五十音順でした。
すると、私の苗字は「澤口」ですから、高校時代の仲の良い友人は、
小松さんや清水さん、島津さん、鈴木さんなど、必然と限られた周辺の人になります。
もしかしたら、マ行やハ行にも、もっと仲良くなれた子がいたかもしれません。
でも学生生活のうちは、そうした限られた環境下で仲良くなっていくものです。
ただ、私たちはもう大人ですから、自分の友人関係は自分自身で選んでほしいと思います。
「一緒にいると楽しい」
「この人といると、明るくポジティブな気持ちになれる」
「話すことで、いつもいいヒントや気づきをもらえる」
「私も○○さんのようになりたい」
こんなふうに思える人とお付き合いしていくことがとても大切です。
その友人・知人とのコミュニケーションによって自分自身のレベルも大きく影響を受けます。
尊敬できる人とお付き合いしていれば、自分もそのようになっていきます。
一方で、「疲れるな」「嫌だな」「この人といると自分の嫌なところばかり目につく」
「一緒にいるとネガティブな気持ちになる」……
そう感じる人と無理にお付き合いをしていて、ポジティブな結果が生まれるわけがありません。
部屋の〝断捨離″も大切ですが、人間関係の〝断捨離″も同じくらい重要です。
自分の気持ちに素直になって、自分が本当に必要としている人たちと友人関係を築いていきましょう。
こういうお話をすると、
「〝断捨離″した結果、友達が少なくなってしまうのではないか」
「中学時代からの親友の○○ちゃんとの関係が疎遠になるのではないか」
などと心配される方がいます。
そもそも人にとって、成長ステージが変わるごとに付き合う人が変わってくるのは自然なことです。
「1年くらい前までは、とても仲が良くて毎週のように会っていたけれど、
最近会っていないな~」そんな友人が、あなたにもいませんか?
特に女性は、結婚・出産などのライフイベントによってその人の価値観や、興味・関心も大きく変わります。
たとえば、大学時代から付き合っていた彼と社会人2年目で結婚して専業主婦になった女性と、
30代半ばで働き続けているキャリア女性とでは、話題が合わなくなってきてしまうのも当然のことです。
生徒からも、「学生時代の友達はみんな結婚していて、
たまに集まってもまったく話が合わずに苦痛だ」という話をよく聞きます。
かくいう私も、学生時代、会社員時代、そして独立して以降は、友人関係が大きく変わりました。
でも、それでいいのです。
一時的に関係が疎遠になったとしても、真の友達であれば、置かれている状況や環境が変われば、
必ずまたどこかでつながります。
手放して戻ってこないような友人関係であれば、
それは結局その程度のものだったということ。
あなたには必要ではないご縁だったのです。
もちろん、手放した分だけ、新たな人間関係も生まれますのでご心配はいりません!
私たちが持っている時間、エネルギーは無限ではなく、有限です。
「理想の自分」であれば、
これからどのような人たちとどのような人間関係を築いていきたいのか?
あなたの限られた時間とエネルギーを費やしたい人は誰なのか?
ぜひあなた自身の手で、理想の人間関係を選び、作り上げていきましょう!
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